あなた様には嫌いな人や苦手な人がいるでしょうか?
嫌いな人や苦手な人がいることは、ごく普通のことです。
好きな人がいるのと同じように、嫌いな人もいるし、自分自身が誰かを嫌うのと同じように、誰かからは嫌われるものです。
けれども、嫌いな人のことで悩んで苦しい…
自分の生活にも影響が出てしまう…
こんな状態だとしたら、随分と生きづらいのではないでしょうか?
もし、その嫌いな人や苦手な人がいなくなったら、そんな魔法のような方法があるのなら、それはもう誰だって知りたいですよね!
嫌いな人がいなくなるのですから。
どうやら、その魔法のような方法があるようなのです。
■嫌いな人がいなくなる方法⁈

■投影
以前、吾輩はこんな記事を書きました。
世の中、全ては表裏一体。
裏と表
明と暗
ポジティブとネガティブ
光と影(光と闇)
陽と陰
例えば…
■光が当たらなければ影もできない。
■「ポジティブ」がなければ、「ネガティブ」がどういうものなものかわからない。
■寒さがなければ、暖かさもわからない。
というように、全ては別々のものではなく”ワンセット”なのですにゃ🐈
“投影”
特にネガティブな投影というのは…
・自分の悪いところ(自分の中にある嫌な部分=自己嫌悪)を認めたくない、認められない。
・だから、その自分の悪いところ(自分の裏側にある嫌な部分=自己嫌悪)を、他の人に押し付けてしまうんです。
・自分の裏側にある嫌な部分を、他の人が”表の目に見えるところで表現する”と、目について仕方ないのです。
それは自分の裏にある嫌な部分、嫌ってるところ、或いは我慢していること、こだわっているところです。
・だから、凄く嫌だなと感じる。
・すると、敏感に反応して“嫌いな人”が出来るのです
あなた様も“相手は鏡なんだよ”ということを、聞いたことがあるかもしれません。
相手は鏡、“自分の心を写し出す鏡”なのですにゃ🐈
自分の心の状態や感情、考え方、自分のルールを→人やもの、情景などに映し出すんです。
もし、あなた様が相手を見て「今日は、元気ないね」と感じたら…
それは、あなた様自身が元気がないからなんです。
もし、あなた様が相手を見て「なんか嫌な感じ」と感じたら…
それは、あなた様自身が何か嫌な感じがあるからなんです。
例えば、体調が悪いとか、何か悩みがあるとか、嫌われていると思い込んでいるとか、色々な原因があるからです。
多分、「中々信じられない」「そんなはずはない」と抵抗感があるかもしれません。
吾輩も、これを知った時はショックだったし、中々腑に落ちませんでした。
上記とは逆に、あなた様が相手を見て「何だか幸せそうだね」と感じたら…
それは、あなた様自身が幸せだからなのですにゃ🐈
あなた様自身が「嬉しい時」相手も「嬉しそう」に感じるのです。
このように、人は誰でもみんな自分の心のフィルターを通して世の中を見ている。
同じ空を見て「気持ちいいな」と思う人もいれば「なんだか寂しいな」と思う人もいます。
それも、自分の心のフィルターを通して見ているからなのですにゃ🐈
■相手の中に「自分の嫌っている」部分を見ている
吾輩たちが
「うわっ!嫌だなぁ」
「なんなのこの人!」
「何だか苦手…」
という人たちは…
実は、吾輩たちが
「〇〇でなければいけないんだ」という“思い込み”や“こだわり、自分が決めたルール”つまり裏の部分を、堂々と「表に出して」表現している人たちなのですにゃ🐈
自分では無意識のうちにそれはダメだと思い込み、抑え込んで、我慢さえしていることを、その「嫌っている人」に見るのです。
ええ、そうです。
投影という形で。
■相手が表現する嫌なところは、自分の中にある?
吾輩たちは、自分自身の嫌なところを見て見ぬふりをするのが得意です。
けれども、投影を知り、投影を使うと、実は「嫌いな人」に自身の中にある嫌なところ(嫌ってるところ)が映っていることに気付くのです。
※嫌なところ(嫌ってるところ)は、「〇〇でなければいけないんだ」という思い込みやこだわり、自分が決めたルールなどです。
もし、嫌いな人や苦手な人に出会ったら、「自分はこんなところを持っているんだな」「そんなこだわりがあるんだな」と少しずつ受け入れていくといいのですにゃ🐈
自分自身が不完全であるのと同じように、その嫌っている人もまた「不完全」であるということに気付くのです。
「〇〇でなければならない」という思い込みやこだわりを手放すことで、色々なことに対してもっと寛大に、もっと自由になれるのだと思います。
自分自身が「不完全」であるのに、相手には「完全」を求めるというのは、ちょっと道理が通らないですよね。
まず、吾輩たちは「自分自身も不完全なんだ」と気付いて、受け入れる(許す)こと。
相手もまた同じように「不完全なんだ」と気付いて、受け入れる(許す)ことで次第に「嫌いな人」を認めることができるのだと思います。
相手を変えることは出来ないけれど、自分自身が変わること、考え方を変え、受け止め方を変えることは、可能だと思います。
■嫌いな人がいなくなるとは?

なかなか受け入れることが出来ないかもしれません。
何と言っても、相手は「嫌いな人」なわけですから。
なぜその相手を嫌うのでしょうか?
それは、吾輩たちが「〇〇でなければならない」というこだわりを持っているからでしょう。
こだわっていることは、人それぞれに違います。
ある人は、礼儀にこだわっているかもしれません。
ある人は、細かさにこだわっているかもしれません。
また、ある人は悪口を言わないことにこだわっているかもしれません。
また、ある人はスピード(早いこと)にこだわっているかもしれません。
嫌いな人というのは、「〇〇でなければならない」と自分の中で禁じていることを、なんの躊躇い(ためらい)もなくやっている人なのですにゃ🐈
だから「自分ならこうするのに、なんであの人はこうしないんだろう?」とイライラしてしまうのです。
嫌いな人がいなくなるとは、「〇〇でなければならない」というこだわりや自分自身が作ってしまったルールを解放して手放すことで、今まで嫌だと思っていたことが気にならなくなるということなのです。
「嫌いな人、苦手な人」を見て、自分自身の心の奥にある裏側を見せられていることが腑に落ちる時、人生は全て表裏一体だと気付く時、或いは、誰もがみんな「不完全なんだ」と気付く時、吾輩たちは「認め、受け入れ、許すこと」を学んで、もっと「寛大な心」と「自由な心」を手に入れることができるのかもしれません。
一番、大切なのは「自分自身が不完全なんだ」ということを受け入れて、そんな「不完全な自分を許すこと」。
「ダメなところがあるから、良いところが光って見えるんだ」ということを受け入れて、そんな自分に思い切り「OK」を出すのですにゃ🐈
そうすると不思議と相手や他の人のことも、もっと自然に受け入れられると思います。
なぜなら、みんな良いところ(長所)と悪いところ(短所)を持っていて「不完全なもの」だからです。
吾輩たちは、ロボットではありませんので、”不完全こそが完全”なのですにゃ🐈
みんな、それぞれ違った長所と短所があるのです。
それは、お互いに補い合う為なのかもしれません。
吾輩たちの心のフィルターを外す時、相手の良いところが見えるようになるのです。
今度は「良いところ」にスポットを当てられるようになりそうですにゃ🐈
嫌いな人がいることは、別に悪いことではありません。
普通のことだと思います。
また、嫌いな人は、自分自身に向き合うチャンスを与えてくれる存在でもあります。
嫌いな人を嫌う原因を知ることで、次第に「気にならなくなる」のですにゃ🐈
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