「性格を直したい」とか、性格について悪口を言われた、性格を直したいけど直らない、こんな風に「自分の性格」について悩むという人も多いかもしれませんにゃ🐈
自分の性格に悩むということは、多分「影の部分=短所」だと思います。自分でも良いと思っている「長所」について悩むことはあまりないですよね。
「ダメな自分」を見せる⁈「ダメなところ」を見せる⁈という記事で「ダメな自分、ダメなところ」は、吾輩やあなた様にとって「持ち味」になると書きました。
だとしたら、「性格」を直す必要はないのではないかと思います。
■「性格」を直さない方がいい理由

世の中には、本当に色々なタイプの人がいます。その色々なタイプの人にはみんな「長所」と「短所」があります。
そうです。
表裏一体だからです。
表裏一体というのは相反するものがワンセットで一つなのですね。
吾輩たちも例外なく表裏一体なので、性格もいい所と悪い所があります。
みんな「短所」があり、「短所」に悩むのですにゃ🐈
しかし、「短所」ほど面白み、人間味、特徴が出やすいと思うのです。
無理して性格を変えようとしなくてもいいのではないかと思います。長所と短所があってはじめてあなた様が魅力的だからです。
短所が全くない人など、どこにもいないのですにゃ🐈吾輩やあなた様の短所を無くしてしまったら、不自然な偽善的な人になってしまうでしょう。
■性格は変えようとしない

性格は、変えようとしなくても「経験」や「環境」などによって変化します。
吾輩は小学生の低学年までは、どちらかというと人見知りするおとなしい性格でした。スポーツを始めてから、どんどん変わって、おとなしいというよりも誰にも人見知りしない人になってしまいました。
性格は、経験や環境、或いは習慣などによって、変わっていくものなのかもしれません。
生まれながらの「先天的な性格」と経験や体験、環境などによる「後天的な(後から身につけた)性格」があるのです。
「先天的な性格」と「後天的な性格」を合わせたもの全てが吾輩たちの性格となるのですにゃ🐈
■相手によって性格が変わる⁈

また、相手によって「性格が変わっているように見える」ということがあるかもしれません。
これは、どうしてなのでしょうか?
吾輩たちの「性格」は、一つではないと思います。頑固だけど明るく、気さくでおおらかで、おっちょこちょいだとか、短気なところがあるとか、色々な性格を持っています。様々な性格の要素が絡み合って吾輩たちの性格は構成されているんですね。
それに「喜怒哀楽」という感情が加わって、色々な人たちと関わっているので、あなた様は変わっていないのに、相手によって、或いは相手の受け取り方によって性格が変わっているように見えるのかもしれません。
■「投影」によって性格が変わる?
性格は変わっていないのに、相手の受け取り方によって全く違った印象を持たれることがあります。「投影」という心のフィルターを通しているからなのですにゃ🐈
人生は表裏一体。「投影」とは?にあるとおり、吾輩たちは自分の心のフィルターを通してあらゆるものを見て感じています。
だから、同じものを見ても人によって感じ方が違うのですにゃ🐈
ネガティヴな感情をたくさん持っていて、「つまらないなぁ」「ウザいなぁ」「ついてないなぁ」「ムカつく」という風に悪い波長の中で過ごしている人と、逆にポジティブな感情をたくさん持っていて「楽しいなぁ」「ラッキーだなぁ」「ついてるなぁ」「ありがたいなぁ」という良い波長の中で過ごしている人とでは、同じものを見ても、同じことがあっても、同じ人と関わっても、その心のフィルターを通して物事を判断しているので、全く違った印象や感じ方になるのです。
■環境によっても性格が変わる

更に「どんな環境に身を置くか」も関係してきます。「ストレス」が多く本来の自分の良さを発揮出来ない環境、逆に「リラックス」して本来の自分の良さが発揮出来る環境。環境によっても、性格が変わっているように見える上に、本当に変わってしまうこともありそうですにゃ🐈
例えば、尊敬する人とたくさん関わって過ごしていると、その尊敬する人を見て、日々「そんな風になりたいなぁ」と過ごすことになります。
怒りっぽい性格であったのに、その尊敬する人の影響を受けて知らず知らずのうちに成長しておおらかで寛大な人になったという人もいるかもしれません。
逆に悪い影響を受けてしまうこともあります。
これは「先天的な性格」は変わっていないのですが、「後天的な性格」が様々な環境や経験などの影響を受けて変化するのだと思います。
■性格は変えなくていい
あなた様が自分の性格を無理に変えようとしなくても、どんなことに関心を持って、どんな環境で、どんな風に過ごし、どんな人に憧れたり、尊敬したりするかによって、あなた様本来の性格(先天的な性格)を活かしながら「成長」できるのですにゃ🐈
だから、無理やりに「性格」を変えようと頑張っている時は、「変えられない」し「変わらない」「変える必要はない」のかもしれません。
それよりも、何に関心を持って、どんな環境でどんな風に過ごし、何をするのかの方が遥かに大切なことだと思います。
あなた様の持って生まれた特性を活かしながら、自分の短所を変えようと頑張らないで、「こんな風になりたい」といった「後天的な性格」が良い意味で変わること、それは「成長」することなんだと思います。
あなた様の生まれながらにある特徴や性格を大切にしながら、環境や経験、体験を通して形成される「後天的の性格」を伸ばしていくだけでいいのですにゃ🐈