「孤独や孤独感」という言葉は、何だか寂しげな、暗くて、惨めなイメージがあるかもしれません。
けれども、人は“何かあった時、孤独な時”自分の人生について深く考え、本を読み、自然のありがたさに気付いたり、色々なことに気付くことが出来るのかもしれません。
だから「孤独な時間」はとても貴重な時間だと吾輩は思います。
孤独って、長い人生の中では案外多くの人が経験するような気もします。
吾輩も、若い時から一人の行動が好きで、無知で無鉄砲だったからか、或いは海外で長く過ごしてしまったからか、案外沢山の「孤独な時間」を過ごして来たようです。
「孤独な時間」は、時に寂しく感じたり、惨めな気持ちになったりとマイナスに捉えれば、そうかもしれません。
孤独を活かして、孤独から抜け出す為に、孤独から脱出する為に、吾輩たちはどうすればいいのでしょうか?
まず、孤独から何が学べるのか(メリット)について考えて見ましょう。
■孤独から学べること(メリット)

■自分と向き合う時間
孤独な時というのは、自分と向き合う時間がたっぷりあるということです。
それは、自分自身を知るということ。つまり、自分の長所と短所を知って、それを認めたり、受け入れるという絶好のチャンスを得ることだと思います。自分のことを知らなければ、活かすことができませんので、とても重要ですね。
■リラックスする
孤独な時間は、リラックスするのにもってこいの時間でもあります。
リラックスして過ごすことで新しいアイデアを閃いたり(ひらめいたり)、そのアイデアを元にして、新しいことにチャレンジできたりするからです。
なにしろ人生は、毎日実験するようなものですから。
リラックスして過ごすことで、吾輩たちが何かをする為に動き出す時の「きっかけ」を与えてくれるのです。
■新しい発見と気づきがある
吾輩たちは、孤独になった時にはじめて、色々なことに気付いたり、新たな発見があるのかもしれません。
ふと手に取った本や、何気ない日常の中からたくさんのことに気付いたり、発見したりするんです。
■孤独は不幸ではない
孤独だからといって、不幸だということはありません。
孤独を感じるのは、一人だからとは限らないように思います。
吾輩は長く海外で過ごす中で、大勢の人に囲まれていても、時々孤独感に苛まれることがありました。
バスの中から見る景色や日本語ではない言葉が飛び交い、文化や価値観も違う世界で「ふと孤独を感じる」ここは日本ではないんだなぁとしみじみ思うことが時々あったのです。
多くの人の中にいても、孤独を感じることもあるのですにゃ🐈
「孤独な時間をどう受け入れるか」「どう過ごすか」がポイントになってきそうです。
なにしろ、幸せは自分が決めるものですから、孤独で幸せな人もいれば、孤独でないけれど不幸だと思い込んでいる人もいるのです。幸不幸は、一人で過ごすか大勢で過ごすかとは関係ないのです。
孤独な時こそ、自分の本音に向き合い、自分がどんな風に生きたいのか?それを実現させるためにどうすればいいか?
自分に向き合うには、むしろ孤独である方がやりやすいんです。
■孤独を知ることで優しさを手に入れられる
孤独を知ることで、他人にも優しくなれるのかもしれません。
実際に優しくすることがなくても、他の人に向ける視線が優しくなるのかもしれません。
また「他人の期待通りになることもなければ、自分の期待通りになることもないんだ」ということを肝に命じて置けば、期待通りにならないことを嘆くことも、或いは愚痴ることもないのかもしれませにゃ🐈
孤独は、寂しくて惨めだと過ごすのか、その反対に自由で自分のペースでなんだってできる時間だと過ごすのか、どちらにスポットライトを当てて過ごすかによって、大きく違った時間となりそうです。
■孤独から抜け出す

もしも、あなた様が一人で過ごすことを寂しく感じたり、惨めに感じるのであれば、孤独から抜け出すことを考えなければいけません。
■自分一人でも幸せであること
その為には、まず自分一人でも幸せであることが重要です。
なぜなら、自分を幸せにできるのは、自分の心だけだからです。
■自分が一番やりたいことをする
そして、自分が一番やりたいことをする、一番食べたいものを食べる、一番ほしいものを買う、一番行きたい場所に行くことで、あなた様の波長と合う人に出会えるのです。
関連→■波長が合う人、波長が合わない人!『波長が合う人の見つけ方』
■自分のテーマを決める
また、自分の生活のテーマを決めることで自分の生活を充実させることが出来て、更に孤独から抜け出すきっかけにも繋がると吾輩は思います。
なぜなら、自分の生活にテーマがあることで、そのテーマの為に動き出し、一人で行動することで、ちょっとした自信に繋がり、新たな関係を築く勇気が持てるからだと思います。
もしも、今は何もしたくないのなら、それは何もしない時期だと思って、何もしなければいいと思います。
何かしたくなるまで、待てばいいのですにゃ🐈
吾輩のテーマは、今は旅行(とりわけ温泉に行くこと)です。あなた様は、あなた様の一番やりたいこと、好きなことをやってみてくださいね。
関連→「質素倹約生活」を実現するには、「シンプルなテーマ」を決めること?
毎月、映画館に行くことでも、旅行に行くことでも、料理でも、勉強でも、スポーツでも、写真でも、音楽でも、ブログでも、行きつけのお店を作ることでも、環境を変えたくて引っ越しすることでも、なんだっていいのです。もっとマイナーなことでも、いいですよ。
そんな好きなことを続けることで、あなた様の生活が充実し、小さな幸せを発見して、新しい出会いがあり、勇気を出してコミュニケーションすることで「孤独」から抜け出していけるのだと思います。
■人を信じる勇気
また、人を信じる勇気を持つことも孤独を抜け出す為には必要な勇気だとも思います。
信じても騙されたとか、裏切られたという経験があったとしたら、どうしても人を信じることが出来ず、警戒してしまいますよね。
その為、中々親密な関係を築くことが出来ないという悪いスパイラルから抜け出せなくなります。
けれども、信じることが出来なければ良い関係を築くことは出来ないのです。
はじめから「騙されるかもしれない」と心配しても吾輩たちにはどうすることも出来ません。
なぜなら、それは相手が決めることだからです。
「騙されるか騙されないか」「裏切られるか裏切られないか」ということ自体を思い切り手放してしまいましょう。
この人と話すと面白いな、楽しいなと思うのなら自分の直感を信じる勇気を持つのです。
■おわりに

孤独にも、吾輩たちと同じように長所と短所があります。長所(メリット)に目を向けて、貴重な孤独な時間を大切にしたいですにゃ🐈
「孤独」な時間を過ごしている時、恥ずかしいとか、寂しいと感じてしまうのは他人と比べてしまうからかもしれません。
他人と比べて、「寂しい、惨めだ」と過ごしてしまう時もあるかもしれません。でも、捉え方ひとつで「孤独」を 活かしていけるのです。
はじめは、ゼロからのスタートでも、あなた様が自分の好きなことに夢中になり、充実した時間を過ごすことで、波長の合う人と出会い、歯車が回り始めるのだと吾輩は思います。
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