理不尽な扱いを受けると、誰でもなかなかいい気持ちにはならないですよね。
理不尽なことって「なんでだろう?」と不思議な気持ちや悔しい気持ち、悲しい気持ちになるものです。
でも、理不尽ってなくならないんです。
だとしたら、
理不尽をどう乗り越えるか?
と考えた方が良さそうです。
その理不尽は、たまたまだったのか?
それとも、
いつも理不尽な扱いを受けるのか?
たまたまだったのなら、
こちらが寛大になればやり過ごすこともできるかもしれません。
でも、いつも同じような理不尽な扱いを受けるのなら、とても辛いと思うんです。
もう理不尽に耐えられない…と仕事に行くのも嫌になってしまうこともあるかもしれません。
そんな理不尽について、どう乗り越えるか?について考えてみましょう。
■理不尽を乗り越える方法

■理不尽だなと感じた時
理不尽だな…と感じた時
吾輩たちの気持ちは…
えっ!信じられない。
まさか⁈何言ってるんだ!
うそでしょ!勘弁してよ!
ムカつく!
悔しい!
そんな気持ちになってしまうかもしれません。
なぜ、なのか?
それは明らかに理不尽なのに、立場的にその理不尽を飲み込むしかないからです。
例えば
上司から理不尽な扱いを受ける
お客様から理不尽なクレームを受けるなど
言い返すことが、得策ではないからです。
理不尽が発展すると、その相手を信頼できなくなるかもしれません。
でも、理不尽な扱いを受けた時こそ、冷静になるべきなのかもしれませんにゃ🐈
相手のその“理不尽”を…
鳥になったつもりで、高い空の上から冷静に見下ろせば、少しはマシになるような気がします。
そうです。
冷静に、客観的に見るんです。
■理不尽を正しいかどうかで判断しない

吾輩たちは、ついつい“正しいかどうか”を基準にものごとに向き合ってしまいます。
自分が思っている正しさを基準にしているんです。
吾輩も良くこれで失敗しました。
例えば、
吾輩は、何か言いたいことがあるなら、直接言ってしまうところがありました。
なぜ、そうするのか?
影でコソコソ言うことが、吾輩が思う“道理”と合わないからです。
でも、その道理って必ずしも相手にとって正しいのか?というと…
相手には相手の道理があるんですね。
※道理(どうり)とは、ものごとの正しい道筋。人として行うべき正しい道。すじが通っていること。正論であること。
自分の正しさを押し付けてはいけなかったんです。
正しいか正しくないか?
これでは、全く解決しないことがわかったんです。
正しいかどうかは、人によって、或いは立場によって、習慣や状況によって違うものだからです。
理不尽な扱いを受けると、
反発心や或いはその相手を嫌ってしまうこともあるかもしれません。
でも、もし相手の理不尽を心から寛大に受け止めることができたなら、理不尽なのに心から感謝できたなら、相手との関係は悪くなるどころか、良くなるのではないでしょうか?
我慢すると言うわけではありません。
やられっぱなしと言うのも違います。
“理不尽”なことを言ってくる人がいたら、「おっと理不尽な人出たな!」ってな感じで、あまり真剣に受け止めないでくださいにゃ🐈
メロドラマでも見ている感じで相手の言い分を聞いてあげるんです。
理不尽なことを言ってしまったその相手は、なぜそんなことを言わなければならなかったんだろう?と一旦相手の立場になってみるんです。
理不尽なことを口にするのは…
・相手もいっぱいいっぱいだったのかもしれません。
・ストレスがたまっていたのかもしれません。(八つ当たり)
・理不尽なことを言いたくないのに、理不尽なことを言わなければならないほど、大変な状況なのかもしれません。
・そもそも、理不尽なことを言っているという自覚がないのかもしれません。
・自分を大きく見せる為に理不尽なこと言い、あたかもそれが正しいと主張しているのかもしれません。(自信がない、認められたい)
理不尽は、正しくないかもしれません。
納得がいかないかもしれません。
でも、相手はその理不尽を通さなければならないほどに心が疲れているんです。
明らかに道理が通らない時でも、
吾輩たちは
“相手に恥をかかさない配慮”
“譲る寛大さ”
“深刻に受け止めない”
“適当に受け流す図太さ”
“冷静に物事を捉える客観視”
“何か言われても卑屈にならない”
そして
“理不尽なことを言っている自覚がない相手と対立しないこと”
“理不尽なこと言う相手より、少しの余裕を持つこと”
最後に
“自分を大切に扱うこと”
こんな風にして乗り越えることが有効だと思います。
なぜなら、
・反発して相手に恥をかかせることで、事態を更に悪化させるからです。
・譲ると決めていれば腹も立ちません。
・深刻に受け止めると、自分にストレスがかかり過ぎてしまいます。それに、普通に腹立たしいです。
・適当に受け流す図太さで、相手と対等になれそうです。
・冷静に客観視することで、感情を凪に保つこともできそうです。
・卑屈になると、相手を更に調子に乗らせてしまいます。
・相手より、自分の心に余裕を持たせることで、理不尽に寛大になれるからです。
・自分を大切に扱うことで、相手からも大切にされて、更に相手をも大切にできるようになります。
譲りながら、思いやりの心を持ちながら、卑屈にならず毅然とするんです。
吾輩は、思ったことをストレートに言ってしまうタイプだったので、理不尽なことを許さず、たくさんの失敗をしてきました。
でも、失敗からたくさんのことを学んだとも言えます。
もし、あなた様が理不尽な扱いを受けて悩んでいるのなら、是非ともその理不尽な相手を練習台だと思って、いろいろな方法(態度)を試してみてくださいにゃ🐈
今後の長い人生で、いつ理不尽な人に遭遇するかわかりませんので、そんな時に役立つと思います。
■理不尽はチャンス

理不尽な扱いを受けて、
「もう我慢ならない!」となってしまうこともあるかもしれません。
そんな感情にまかせて、仕事を辞めてしまうこともあるかもしれません。
それはそれで、面白いとも思います。
理不尽に耐えられないことを、自分がダメだと落ち込まないでくださいにゃ🐈
ちょうど良かったくらいに思ってもいいくらいです。
人生の分岐点にたどり着いたと捉えて、真剣に自分の人生について考える時期にするんです。
悪いことが続く時はチャンスだからです。
・自分はどんな人生にしたいのか?
・本当はどんな仕事をしたいのか?
・どんな休暇をどれくらい取りたいのか?
損得勘定で考えないで、心から自分が望むことを基準に考えることがポイントです。
こんなことを真剣に考える時間にするんです。
ここから、あなた様の第2、第3の人生が始まります。
ちょっと、ワクワクして来ませんか?
そして、あなた様が選んだ第2、第3の道を歩いている時、ふと理不尽だった相手を思い出す日が訪れるんです。
その時、きっとその相手に心から感謝する自分がいる!と思います。
なぜなら、理不尽な思いをしたからこそ、真剣に自分の人生に向き合い、自分の人生を謳歌する道を選べたからです。
だから、理不尽はチャンスでもあるのかもしれませんにゃ🐈