“シンプルに暮らす”というキーワード。
シンプルライフやミニマリスト、断捨離など「持たない暮らし」の快適さに気づいてしまったと言えるかもしれませんね。
ある意味において、資本主義経済に限界が来ているということかもしれません。
安くたくさん作って(過剰生産)、たくさん売るのはうまくリサイクルしていけばいいのですが、地球に更にたくさんのゴミを増やし続け、貴重な資源を無駄づかいしてしまう“地球に優しくない”やり方なのかもしれません。
吾輩たちは、モノを買う時どんな風にそれらが作られているのか?という疑問を持つことはあまりありません。
安く大量生産できているのはなぜなんでしょうか?
多くの生産国の人々が、過酷な労働を強いられ低賃金で働いてるという現実があったんです。
安く大量生産することで一体誰が豊かになるのでしょうか?
今、世界ではあちこちで廃棄される食材を有効利用したり、リサイクルも進んでいます。
そうでなければ、地球上に住む人々の食料を長きにわたって供給し続けることが難しくなっているからです。
吾輩たちは、贅沢をし過ぎてしまったのかもしれません。
たくさんのモノは必要ないとしたら…
もっと自由に、もっとゆったりと生きていけるのかもしれませんにゃ🐈
■シンプルに暮らすメリット

シンプルに暮らすことでどんなメリットがあるのでしょうか?
■まず選択に悩まなくなる!
何を着るか?と悩まなくなります。
吾輩は、自分の定番服をコットンシャツとデニムパンツと決めたことでクローゼットの中がスッキリしただけでなく、着るモノに悩まなくなりました。
また、シンプルにすると買い物に対しても、必要なモノだけを買えるようになります。
結果として無駄な買い物が減り、節約に繋がるのですにゃ🐈
■部屋の中をシンプルにすることで、掃除がしやすいというメリットもあります。
床にモノを置かないだけでも、掃除が楽になります。
掃除が面倒なことではなくなるので、自らすすんで掃除をする習慣が身について、更に掃除をすることで陰徳を積むことにもなりそうです。
■シンプルに暮らすと自分のやりたいこと、やるべきことが明確になります。
自分にとって何が大切なのかが見えてくると言ってもいいかもしれません。
結果として、大切なことに集中できるようになりました。
■シンプルに暮らすことで、無駄な消費がなくなります。
日々の暮らしにかかる費用が減りました。
仕事をたくさんして、たくさん消費するよりも、仕事をほどほどにして、自由な時間に料理をしたり、旅行にいったり、好きな本を読んだり、散歩をしたりしたいからです。
■シンプルに暮らすと自由になる

シンプルに暮らすことでわかったことは、今まで消費するために、あくせく働き、たくさん稼ぐことが幸せになるための条件の一つであるかのように生きてきたけれど、実は本当の幸せはもっと身近にあったことです。
シンプルに暮らすことで、身近な幸せに気づくことができて、“消費しなければならない”という思い込みを手放して、自由になれるんです。
シンプルにスッキリ暮らすことで、自由な時間を手に入れられるんです。
毎月の支払いに追われることがなくなるんです。
モノは確かに、有り難いものですが、必要なだけ持っていれば、それだけで充分だったんですにゃ🐈
今はまだ…
〔長時間労動→大量生産→大量消費→大量のゴミ〕というサイクルの中にいるかもしれませんが…
将来は…
〔短時間労働→良いものを少量生産→必要な人が消費→ゴミの減少〕となる日も近いのかもしれませんね。