■環境に優しい服を着ると質素倹約になる理由

服を買う時、どんな理由で買っているでしょうか?

・一目惚れしたから。

・流行っているから。

・必要だったから。

・手頃な値段だったから。

・バーゲンだったから。

シンプルライフ、スローライフ、エコロジー、エシカルファッション、グリーンファッションなど、「今」環境汚染の深刻な事情により、世界で様々な環境に優しい、地球に優しい取り組みが注目されています。

とはいえ、まだまだファストファッションブランドのみならず多くのアパレルブランドが大量生産を続けているので、全体から見れば地球に優しい取り組みは始まったばかり。更に進めていかなければならないとも思います。

問題なのは、大量生産をする為に、多くの地球資源を使っているにもかかわらず、それらの服を長く愛用する人は少ないということです。

使い捨てられ、或いはタンスの肥やしとなって、また新しい服を買うんです…

確かに、ファストファッションは安価で様々なデザインが次々に販売されるので、消費者にとって一見優しいと思ってしまうかもしれません。

けれども、長い目で見ると地球資源を無駄に使って、吾輩たちの住まいのスペースを奪い、ゴミを大量に出してしまう。

更に、たくさん買うので何を着るか迷ってしまう。(時間の浪費)

安く手にしたから、簡単に捨ててしまう。(資源とお金の浪費)

そして、大事にされないままそんな風に捨てられる服を、過酷な労働環境の中で作り続け、生産国の環境をも汚染し続けてしまう。

そんな現実を知った時、もうそんな服を買うのはやめようと思いました。

出来れば、オーガニックなど環境に優しい素材できちんと生産する人に還元されるフェアトレードをされているモノが望ましいと思うようになったんです。

それに、そんなモノを買うために働くことを馬鹿馬鹿しく思ったんです。

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■環境に優しい服は質素倹約になる?

環境に優しい服を着ることが、長い目で見ると“質素倹約”に繋がっているということがわかりました。

その服に対する思いが違うので、大事に手洗いするようになりました。

そうすることで、服を長く愛用することになりました。

自分にとって“心地いいサイズ感”さえ間違えなければ、流行に左右されないで自分なりのスタイルを手に入れることができるんです。

失敗のない服の買い方として、買う前には「身幅、着丈、袖丈」などを図ることがポイントです。

少しずつではありますが、環境に優しい服を扱うショップも増え始めています。

とはいえ、サイズが合わなかったり、好みのものがないということもあるかもしれません。

また、多くのアパレルブランドも環境問題を深刻に受け止め、少しずつその対策に乗り出しているように感じます。

もし“環境に優しい取り組み”を吾輩たち消費者にもできるとしたら、吾輩たちにとって“気に入ったものを長く愛用すること”なのかもしれませんね。

長く愛用することで、少なくともゴミを減らすことができるからです。

吾輩のおじいちゃんは明治生まれで、90代でも自転車に乗って買い物や銀行などに出かけていました。

自転車は、長い間乗っていたものを大事にしていて、トレードマークのハンチング帽と白いシャツで、将棋と水戸黄門が好きで、無意識に質素で倹約家だったことを時々思い出します。

吾輩たちは、もう十分すぎるほどのモノを持っています。

それでも、まだ足りないと感じてしまうとしたら、ストレスが原因なのかもしれません。

本当に必要なのは、長く愛用できる服数枚。

自分のスタイルを決めてしまえば、服はあるけど着るものがないという困ったことにならない上に、無駄なものを買わなくなるので、自然と質素倹約になるんです。

自分のスタイルを決めてからは、たくさんの商品を見ても不思議と欲しいとは思わなくなりました。

その代わりに、旅行先で食材を買ったり、好きな本や音楽などをもっと楽しめるようになりました。

つまり

環境に優しい服は…

あなた様にとって、心地いい服のことです。

何度も着たくなる服を持つことで、自然と質素倹約になり、より自由な時間とお金を手にすることになるのかもしれませんにゃ🐈

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