■いつのまにか他人の人生を生きていないか?

私たちは成長する過程で、他人の意見をすごく気にするようになる。その原因は、親や学校の先生から「人からどう言われるか、あるいはどう思われるかを考えなさい」と言われつづけたことにある。こうして、人からどう思われるかを優先課題にするようになった。
その結果、他人からどう思われるかを重視するあまり、自分のための生き方ではなく、他人のための生き方を追求するようになってしまったのだ。

うまくいっている人の考え方
完全版
ジェリー・ミンチントン
弓場 隆訳

誰かから期待されたり、頼りにさせることはないでしょうか?

例えば

家族から期待されている。

学校や職場で頼りにされている。

期待されたり頼りにされれば、吾輩たちはその期待や頼りにされることになるべく答えなくては…と思ってしまうんですね。

いつのまにか他人の人生(考え)を生きているんです。

もしも期待に応える生き方が自分でも望んでいることなら問題ないと思います。

期待されたり、頼りにされることが嬉しいという人もいるかもしれません。

でも、もしあなた様がその期待や頼られることで自分自身を犠牲にして、我慢しているとしたら、いつかはそのストレスから逃げ出したくなるのではないでしょうか。

他人からの称賛を得るために生きているのではありません。

他人の期待に答え続けることが、いつか虚しさに変わる日も近いでしょう。

同じように他人に期待するのも手放していきましょう。

自分のやりたいことをやるって、そんなに簡単ではないと思ってしまうかもしれませんが、自分の本音を生きる方が実はずっとスムーズな生き方だと思います。

他人はいい顔をしないかもしれません。

理解不能だと言われるかもしれません。

他人から見ると苦労しているように映ることもあるかもしれません。

けれども、誰よりも自分自身が毎日楽しく、充実感があるのではないでしょうか。

人生はどんな時間を過ごすか?これに尽きます。

長い間ずっと「他人にどう思われるか?」を優先させて生きてきた…もしかすると、自分の本音”に向き合うことに慣れていないかもしれません。

まずは、自分の本音を知ることからはじめてみてはどうでしょうか。

スポンサーリンク