“何をしても批判される”と途方にくれている人もいるかもしれません。
批判されて嬉しい人はなかなかいないものです。
批判されると、なんだか認められていないような気持ちになってしまう人もいるかもしれません。
批判や非難によって、心が傷ついてしまう人だっているでしょう。
批判って、考えや価値観の違いから生まれるんです。
自分とは違う考えや価値観を認められない時、人は批判をしてしまうのかもしれませんね。
「道は開ける」「人を動かす」の著者であるD.カーネギー氏はこんなことを言っています。
不当な非難は、しばしば偽装された賞賛であることをを忘れてはならない。死んだ犬を蹴飛ばすものなどいないことを思い出そう。
道は開ける ディール・カーネギー
この言葉に励まされる人も多いのではないでしょうか。
■何をしても必ず批判する人はいる

吾輩たちは、自分の考えや価値観、心を通してそれぞれの世界を生きているんですね。
同じ時代に生きていても、見える世界はそれぞれに違うんです。
その上、自分は正しいと思っている。
だからでしょうか、考えや価値観の違いを認められず、批判や非難をしてしまうことがあるんです。
だとしたら、批判を避けて生きることなど誰にも出来ないのかもしれません。
あなた様が、どんな道を進もうと必ず批判する人はいるということです。
批判されていい気持ちになれない時は、“自分を否定された”と思っているからかもしれません。
批判は、相手の考えや価値観に過ぎないし、あまり深刻に受け止める必要はないのではないでしょうか。
“相手には相手の価値観がある”と認めるだけで、そんなに落ち込むことも、相手と張り合うこともありません。
その為には、自分を認めることが一番の近道となります。
自分のいいところ(長所)はもちろんのこと、自分の悪いところ(短所)も認めて受け入れるだけで、相手のことを認めることができるようになります。
批判を恐れなくていいんです。
批判は相手の考えや価値観に過ぎないとわかれば、もっとゆったりと構えていられるのではないでしょうか。
■批判を恐れてやりたいことができない?自分のやりたいことを遠慮なくしよう

批判を恐れて、やりたいことができないのであれば、それは本当にもったいないことです。
何をしても、批判する人はいるでしょう。
だからといって、相手の価値観に左右されやりたいことをやらないのでは、他人の人生を生きているも同然なんです。
なぜ、自分の人生なのに、他人の人生を生きなければならないのでしょうか。
自分の人生を堂々と生きていけば、批判する人の代わりに、応援されることもあります。
批判は、その時の相手の考えや価値観に過ぎない。
批判する人が批判するのはなぜか?批判は怖くない!という記事でも紹介していますが、正しいかどうかと考えないことです。
正しいかどうかは、人によって、立場や環境、状況によって、国や地域、習慣によって、価値観によって違うものだからです。
色々な経験や色々な価値観に触れることで、吾輩たちの価値観だって変化しています。
人からの批判は、相手の考えや価値観であることを認められるだけで、吾輩たちはもっと自由に、自然体で自分の人生を生きていくことができるんです。
自分の本当にやりたいことをするだけで、あなた様の波長と合う人が集まってくるでしょう。
批判を恐れなくていいんです。
自分は自分の道を行く。
そのかわりに、相手も相手の道を行くこを認めましょう。
批判する人もいる。
応援してくれる人もいる。
応援したい人もいる。
是非とも、自分の人生を歩いてください。
時には、それを批判したり、バカにする人に出会うかもしれません。
でも、それは相手の考えや価値観です。
批判の中に、いいアイデアがあったら見習えばいいんです。